今から70年前。料理人だった先代 多々見三郎が、山代温泉で小さな料亭を営んでおりました。
当時、多くの料理人を育てながら、山代温泉や山中温泉の旅館へ料理を仕出ししておりました。
当時の温泉旅館では、宿の中で料理を作らず、料理は、料理屋から仕出しするのが普通だったのです。

ある日、常連様の一人の一言をきっかけに、料亭から旅館へ。
それが、山代温泉唯一の料亭生まれの料理旅館　山代温泉多々見のはじまりでした。

品数だけが並ぶ　旅館料理はもう飽きた・・・
そんな旅慣れた方のために。

料理への真摯な情熱を注いだ先代・三郎から引継ぐ思いと、 スペイン語で“味が豊か”という意味を込めた“創作加賀料理sabrosoさぶろっそ”。

加賀のおいしい素材を季節替わりで味わっていただけるお料理を、あなた様にも是非、心ゆくまま、ごゆっくりとご堪能いただけますように。